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平成最後のワインはシュヴァル・ブランでした。

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    2019年4月30日 平成最後の日

    シノワ銀座店のワイン会に潜入?参加させていただきました。

     

     

     

    テーマは、

    Chateau Cheval Blanc

    シュヴァル・ブランです!

     

     

    こういう貴重なワインのテイスティングコメントは、

    自分の中だけに留めず、興味を同じくする皆様に開かれるべきと思うので、公開しておきます。


                

    ※古酒の経験をある程度お持ちの方でしたららお分かりでしょうが、

    ワインは古酒になると1本1本コンディションが違うし、

    また微妙な飲むタイミングやTPOによっても味が変わるので、

    このテイスティングコメントはこの銘柄一般の味ではなく、この日この時の一期一会のものであります。

     

     

    1杯目

    Chateau Cheval Blanc 2000

    シャトー・シュヴァル・ブラン2000年

    外観は、やや黒みがかっている。

    香りはやや閉じ気味?上品ですが、雄弁というほどでもなく、黒い果実、モカ、木樽の風味など。

    味わいは、アタックにやや強さを感じ、アルコール感は中庸、酸味も中庸。

    全体的に中庸・・・というと、大して美味しくないみたいなんですけど、とても美味しいです!

    タンニンがまだ若干優勢で、ドライでタイトな印象。

    2000年のボルドーというと、もっと豊満で、少しニュー・ワールド的な甘い果実味が豊かなワイン、、、という予想があったのですが、このワインは、果実味の過剰さがないという点で、実にフランス的。豊満さよりも、堅牢さを感じる。

    ただ、単純に今のタイミングで閉じているだけ、、、という見方もできるので、なんとも言えない。

    今日のワイン5種の中では、最も黒系果実感があり、最もタニックで、やや骨っぽいような輪郭のしっかりしたワイン。

    すでにとても美味しいが、やはり、飲み頃はもっと先だろうと思われる。あと10年は待ちたい。

    美味しかったのだが、続くワインたちが美味しすぎて、今日の中では一番地味な存在だった。

    ちなみにパーカーポイントは100点満点

     

     

     

     

    2杯目

    Chateau Cheval Blanc 1989

    シャトー・シュヴァル・ブラン1989年

    平成元年のシュヴァル・ブラン

    香りは豪勢ではないが、ほどほどの強度ででていて、素晴らしく外向的な甘い花の香り。

    はじめからキャッチーで、魅力全開。

    飲み頃のピークにあると予感させる香り。

    飲むと、アタックは驚くほどやさしい。ほとんど水を飲んでいるような、軽さ。

    アルコールも高くない印象。酸味も尖らず、タンニンはほとんど感知されない。

    悪く言えば、薄い印象。

    しかしながら、味わいの後半からぐぐっと口の中で存在感が立ち上がってきて、

    素晴らしい甘く蠱惑的なニュアンスが口中に持続する。

    薄いようで、芯が強く、味わいの持続性がある。

    仙人じみたワインだ。

    ダシ汁系とか言う人もいるだろう。

    とても、とても美味しい。

    ちなみこれがパーカーポイント89点。

    やはりパーカーにはこの手の味はわからないんだろうと思う。

    (パーカーはサンテミリオンの砂利のエリアのワインの点数が昔から異常に低く、あまりパーカーポイントが参考にならない)

     

     

     

     

    3杯目

    Chateau Cheval Blanc 1985

    シャトー・シュヴァル・ブラン1985年

    香りがとても特徴的で、よく開いていて、乾燥のバラのような香りにプラス、干し草、紅茶。キノコ、スー・ボワ、などの湿った土っぽいニュアンス。果実のニュアンスよりも乾燥した葉・幹のニュアンスと湿った土・根のニュアンスが優勢で、複雑性がありつつ、よくまとまっている。

    個人的なシュヴァル・ブランの香りのイメージに一番近いのはこの1985年だった。

    メルロでもなく、カベソーでもない。独特の世界観。

    1981年ものや1979年ものを8〜14年くらい前に経験させていただいて覚えている香り。

    (シュヴァル・ブランは一般的にボルドーでオフヴィンテージと言われる上記のような年に美味しいものを造る点でもユニークなシャトー)

    味わいは、アタックから存在感があり、ややアルコール感も感じる。タンニンは豊富だが極めてシルキー。

    香り同様のドライな干し草感が口から鼻に抜ける。

    生き生きとした生命感もほどほどに残しつつ、味わいのまとまりからくる甘み(いわゆる熟成による甘み)が

    全体を官能的にまとめている。

    余韻もとても長い。

    まさに味わいのピーク。

    ザ・熟成シュヴァル・ブランという感じ。

    美味しい!

    ちなみにパーカーポイントは92点。

     

     

    左から2000年、1989年、1985年

     

     

     

    4(番外編)

    Chateau Cheval Blanc 1962 (Damaged)

    シャトー・シュヴァル・ブラン (劣化)

    本来、3番めがこの1962年ものの予定だったのだが、コンディション悪く、1985年に差し替えられた。

    いちおう、ということで少しいただく。

    笑っちゃうくらいの酸化。たしかにこれはお客にお金をとれる状態ではない。

    しかし、せっかくなので飲んでみる。

    ワインとしてはダメだけど、紹興酒のノリで飲めば美味しくないワケではない。飲める。

     

     

     

    5杯目

    Chateau Cheval Blanc 1953

    シャトー・シュヴァル・ブラン1953年

    ボルドー黄金時代1950年台の良年53年のシュヴァル!

    65年熟成の大古酒です。

    香りは甘い印象で、乾燥のバラ、リコリスの風味が優勢。

    リコリスの甘くクールなニュアンスをシュヴァルから感じたのは初めてかも。

    フルーツのニュアンスも残っている!

    味わいも健全!

    おだやかで、おおらかで、丸い味。

    ふくよかで豊満。若々しい印象すらある。

     

    もうね。。。

    アルコールがとか、酸味がとか、要素に分解するのが野暮。

     

    大きく、優しく、格調高く。

     

    80年台の、濃厚さと樽香が浮くようなボルドーでもなく、

    90年台の、緻密だが優等生的で可愛げのないボルドーでもなく、

    00年台以降の、酸味を重視するあまり、やや早摘みなのではないか?(そしてそれが高く評価されている)と思わせるボルドーとも違う。

    経済的合理性を考えない?前時代的な贅沢なつくり(収量の低さ?手作業の多さ?)からの濃厚さ。(濃厚というより、芳醇。)

    ある種 雑な 昔ながらの造り。(選果台や厳密な発酵温度の管理とか、なかっただろうな。。。)

    1953年の恵まれた気候。(気候変動前のゆっくりとした生育)

     

    まさに1945年〜1960年台の、ボルドー黄金時代の優れたボルドーワインの味!

    この味は、もう造れないだろうな。。。

    やー、こういうワインがまだ残っている事に感謝します。

    たぶんG(オーナー)さんの私物だろうなー。

     

    個人的には、この日の1番はこのヴィンテージでした。

    美味しすぎて、グウの音も出ません。

     

     

    6杯目

    Chateau Cheval Blanc 1926

    シャトー・シュヴァル・ブラン1926年

     

    93年前のシュヴァル・ブラン!

    1985年リコルクでした。

     

     

    外観は、驚くほど薄い。ほとんどロゼです!

    香りは、意外な事にイチゴっぽいフルーティさも感じられます。

    もちろん、大古酒なので、基調となるのは、干した葉(紅茶)や木の根、キノコっぽさですが。

    味わいも、酸が生き生きとしていて、溌剌とした印象すら受けます!

     

    これは、どうなんだろう。。。

    20世紀もうひとつの黄金時代20年代のブドウの並外れた力強さから、未だに果実の風味が残っている?

    1985年のリコルクの際に数%程度の若いヴィンテージをブレンドし、SO2を入れ直した影響か?

    そう邪推することもできますし、(それですら30年以上たっているのだから、いちごフルーティなのは不思議)

    真相はヤブの中です。

    味わいのバランスはとてもよく、酸味と熟成香が両立しているレアなケースでした。

    味わいにピンと張り詰めた印象があります。

    若いのか、古いのか、よくわからないような、謎めいたワインでした。

    自分もここまでの古いボルドーの経験はそうそう多くないので、そういう面でも判断つきかねました。

    これはこれとして、自分のなかでデータに残しておいて、解釈は今後の超古酒の経験値UP(果たしてできるのかなあ)を待ちたいと思います。

     

     

     

    以上。

    平成最後の、贅沢すぎるワインの記録でごぜーました。

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