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ユルチッチとアンドルファーのセミナー【ナチュラルワイン】

0

    去る3月27日(火)

    オーストリア大使館商務部で、

    オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール地区の生産者

    ユルチッチアンドルファーのセミナーがあり、参加しました。

     

                

    ユルチッチは自分にとってお馴染みの生産者

    ここ5年ほど、毎年フーデックスで、ユルチッチのブースのワイン案内のお手伝いをしています。

     

    「J」 のマークのスタイリッシュなワインを、ご覧になった事がある方も多いのでは?

    日本市場ではかなり前から販売されており、デパートなんかにも大概置いてあります。

     

     

    そのユルチッチですが、

    いわゆる普通のオーストリアワインである「J]のマークのラベルの商品群とは異なり、

    今の当主アーヴィン氏が個人的にやりたい事をやりまくっている

    別のラインナップがあり、

    今回はそのワインばかりのテイスティングでした。

     

     

     

    ↑コチラなど。

    これ、Belle Naturelleは最近の僕のお気に入りワインの一つで、3月の頒布会にも入れました。

     

    ユルチッチは、畑では、もう10年以上ビオディナミ農法に取り組んでいます。

     

    「J]のマークのものは、それらをモダンに仕上げたもの。

    醸造は何というか、普通(笑)

    教科書的な、還元的なワインづくりというか、第一アロマを失わないような醸造というか。

    SO2も普通の量を添加し、

    安定性があり、澄んでいて、クリーンな味わいで、

    品種特性や産地の特徴などをきれいに表現したもの。

    「典型的なワイン」として市場が求めるワインです。

     

     

    ラベルが花や鳥などのシリーズ(Discoveries from Langenlois’と名付けているようです)は、

    醸造の段階においても、リスクを恐れずなるべく自然なワインをつくろうと志向しているものと、

    考えて間違いないです。

    こちらは、

    天然酵母を使い(Jのマークのものも単一畑は基本的に天然酵母だが)

    多くの場合果皮ごと発酵(つまりいわゆるオレンジ・ワイン

    SO2の添加量もゼロもしくは極小量。

    清澄も濾過もなし。

    濁っていて、オレンジがかっていて、瓶の底には沈殿があって、

    香りは焼いたリンゴみたいな感じで、

    でも飲むと溌剌としてダイナミックな感じ。

     

     

    アンドルファーは、日本であまり見かけませんが、少量輸入されており、

    主に東急本店さんなどで販売されている模様。

     

     

    個々のワインのコメントとメモはあとに載せておきます。

     

    2つのワイナリーの当主の発言で印象的だったものをピックアップすると、

     

    「テロワールも祖父の頃とは随分変わってきている。地球温暖化もあるし、これからも変わっていくだろう。」

     

    「オレンジワインやヴァンナチュールには、テロワールや品種特性が現れず、みな似たような味になるという批判があるが、

    自分はそうは思わない。自分のワインには、冷涼なカンプタールのテロワールが表現されていると思う。」

     

    「ペットナットをオーストリアではじめてきちんと作って成功させたのは自分たちで、それ以降オーストリアでペットナットを作る潮流ができた」

     

    「ワイン学校で学んだ事は、「こういうワイン造りはしたくない」という事ばかりだった」(アーヴィン氏)

    「はじめはワイン学校で学んだとおりワインを造っていたが、気づいた時には全部同じ味になっていた」(マーティン氏)

    (二人とも、教科書的なワインメイキング(失敗しないワインづくり)に対する懐疑が強いようだった。)

     

     

     

    <テイスティング 総評・感想など (篠原)>

     

    ・全体的に美味しい(笑) ←これ重要

     

    ・美味しいのだが、その美味しさをどう他人に伝えるか、どう売るか。それがこのテのワインの難しさだと思う。

     

    ブルゴーニュ的な世界観・・・畑の味をきちんと表現する事がよい事という考え。テロワール至上主義というか。はある意味、現代の資本主義のワイン市場によくフィットしている。

    テロワール=ブランド であり、シャンボール・ミュジニィは味わいがシャンボール・ミュジニィ的であれば、試飲させなくても販売する事ができる。

    ある意味、そのワインが消費者の好みに合おうが合うまいが、テロワールを表現していれば商品としては合格なのだ。

    なので、売りやすい。

     

    だが、今回試飲したこのカテゴリのワインには、

    アーヴィン氏が言うように、大局的な意味でのテロワール(カンプタールという広いエリア)は表現されているだろうが、

    シングル・ヴィンヤードの個性を表現するのは無理がある。

    シングルヴィンヤードの個性の振れ幅は醸造による振れ幅より小さい。

    例えば、Quelleなど、オーストリアを代表するブドウ畑ハイリゲンシュタインのブドウを使っている。

    飲んでとても美味しいが、ハイリゲンシュタインの香り・味がするかと言えば、それは判別できない。

    そうすると、このワインを消費者に試飲なしで販売するのは、難しい。

    Belle Naturelle程度の価格(僕の販売価格で3千円程度)なら、「僕を信じて買って下さい」と言う事もできる。

    その程度の価格なら、ある程度の冒険は消費者にも許容できるから。

    しかし、QuelleやFreier Loiserなどの上級品(5千円以上する)を、試飲なしで売れるだろうか?

    今回、自分にとってのベストワインはFreier Loiserだったが、

    セミナー後聞き込みをしてみると、好きなワインの銘柄はプロの間でも結構割れていた。

     

    ワインを売るときは、自分が美味しいと思うものを売るのが大前提だが、

    「味覚は人によって違う」という事も当然想定しなくてはならない。

    自分にとって美味しくても、他人に同様に美味しいという保証はない。

    味蕾の数や分布は個人差が激しい事は研究で分かっているし。

    Freier Loiserはインポーター上代7,600円(税別)

    これにチャレンジしてくれる人がどれくらいいるだろう。

     

    そんな事を思いつつ、しかし応援したい気持ちもあるので、少しだけ仕入れてみます。

    よかったら買ってやってください。

     

     

    <各ワインの情報・テイスティングコメント・篠原の採点>

    こういったワインを一口飲んで瞬間の印象で点数をつけるのは生産者にとっても消費者にとっても正確ではないのかも知れない。

    しかし、それでもこのワインに興味のある人にとって判断の一材料になると思うので、あえて載せる。

    (僕は試飲会ではすべてメダルワインなどの品評会と同じ20点満点で採点しています。)

    ただ、重ねてになるが消費者の皆さんには、プロでも評価がてんでバラバラだった点、あらかじめご承知おきいただきたい。

    同じオーストリアワイン大使のP氏とですら、好きなワインが全然違ったのである。

    好みが分かれるし、また評価の仕方も確立されていないのである。

     

    Fuchs&Hase Pet Nat Vol.2 2016 
    白 GV60% ゲルバー・ムスカテラー40%
    参考上代4,100円
    ALC:10.4%
    SO2添加ゼロ

    Fuchs&Haseはキツネとウサギの意

    アンドルファーとユルチッチの共同プロジェクト


    アンセストラル方式
    オーストリアでメソード・アンセストラルのワインを造ったのは彼らが最初(本当か?)
    毎年4,5種のペットナットを作る


    GVの果汁とムスカテラーの果皮を一緒に発酵
    春夏向けのスパークリング


    すりおろしリンゴ 白桃 白い花
    ピュアでフローラルなアロマ
    口に含むとマスカットのフレーバーが拡がる
    甘い香りだが残糖は0.7g/lと辛口
    軽快で心地よい
    極めてエレガント

     

    しのはらポイント 17

     


     

    Fuchs&Hase Pet Nat Vol.3 2016
    白 泡
    Welschriesling ,Riesling Skins
    参考上代4,100円
    ALC:11.2&
    SO2添加ゼロ


    アプリコット 梅ジュース
    ストラクチャー 濃厚さ かすかにタンニン
    こちらのほうが重厚さを感じる
    と、言っても軽いが。。。

    しのはらポイント 16.5

     

     

    Martin&Anna Arndorfer Rosa Marie 2017
    ロゼ
    参考上代3,600円
    ツヴァイゲルトにグリューナー・フェルトリーナーの果皮をプラス
    12時間ZWの果皮とスキンコンタクト
    2日目か3日目に発酵が始まる。発酵槽の中に除梗したGVを投げ込む
    GVがスパイスとタンニンを加える
    この製法だとロゼを名乗れないのでローズマリーと名前をつけた


    イチゴの甘いアロマ
    酸がやや丸い かすかに発泡 やや重たい・・・
    苦みがある。
    個性的だが個人的にはあんまり。。。

    でもこれが一番気に入った、という方も複数いた。

     

    しのはらポイント 15.5

     

    Jurtschitisch  GV Belle Naturelle NV
    (実際は2016年だが、ワイン法の関係でヴィンテージ表記は不可)
    GV100%
    参考上代3,200円
    ALC:12.6%

    ※現行のワイン法ではワインをフィルターがけしない濁っているワインは
    ヴィンテージ表記は不可

    やや還元的
    香りはやや控えめ
    自然美人という意味

    石けんぽい白い花の香り
    木製の開放桶で果皮とともに4週間の発酵
    フリーラン果汁を加える
    (プレス果汁は加えない)
    カンプタールの冷涼な気候風土をワインに表現するためにプレス果汁は使わない


    ナチュラルワインはテロワールがしない
    ナチュラルワインは品種の味がしない
    という言説に対して

    自分としてはちゃんと品種や産地の個性を表現する事を目指している

     

    しのはらポイント 17

     

     

     

    Martin&Anna Arndorfer Neuburger Strasser Weinberge 2016
    ノイブルガー100%
    参考上代3,800円
    残糖5.3g/l

    オーストリア的なアロマ
    (ああ〜オーストリアワインだな〜的な香り)

    熟した花梨
    焼きリンゴ
    ハチミツ
    トロみのあるクリーミーな味わい


    「GVは昔「男のワイン」ラスティックなワインと言われていたが、ノイブルガーはよいブドウと言われていた」
    「ノイブルガーは手間のかかる品種」
    「ボトリティスがつきやすい」
    土壌は原生岩プラス砂利
    ガイスベルグの畑のブドウは果皮とともに発酵
    ステンレスと10か月樽(使用済み)で醗酵
    ステンレスのバリック(ステンレスだけどバリックの形状をしている)
    澱とのコンタクトは木樽と同じになるので採用

    なかなか興味深いワイン


    しのはらポイント 16.5

     

     

    Jurtschitisch GV Amour Fou 2015
    GV100%
    参考上代4,800円

    クレイジーラヴという意味
    2012年に自分たちが結婚式で使うために作った
    グリューナー・フェルトリーナーに対する狂おしい愛を表現
    ロイザーベルグのブドウを使用
    1級畑のブドウを使用した別のスタイルのワイン
    12か月?オーストリア製の樽で熟成
    果皮とともに発酵

    モーツァルトをクラシックに弾くか、違う楽器で現代的にアレンジするか、
    というようなイメージ


    今のワインはフレーバーが出過ぎている
    もう少し控えめなワインを個人的には作りたい

     

    しのはらポイント 16.5

     

     


    Martin&Anna Arndorfer Muller Thurgau Per se 2015
    ミュラー・トゥルガウ100%
    参考上代5,700円


    1976年に植樹の樹齢の古い畑 オーストリアでミュラー・トゥルガウはあんまり見かけない

    あったとしても安ワイン。5,000円以上するミュラーは初めて飲んだかも。
    果皮とともに発酵
    普通に美味しい。
    森の側のとても冷涼なエリアで原生岩
    アルコール11.1%
    16か月一部はフレンチオーク 一部はバリック型のステンレススティールで熟成
    空気と一緒に

    個人的にアンドルファーのワインではこれが一番気に入った


    しのはらポイント 17.5

     


    Jurtschitisch Riesling Quelle 2015
    Rie100%
    参考上代8,400円

    ハイリゲンシュタインのブドウを使用
    13世紀から続く歴史ある畑

    「岩から水が流れでる区画がある」
    Quelle泉の意味

    ピチピチと弾ける感じ(かすかなかすかな微発泡・再発酵しちゃったパターンかな?)
    700年前のセラーで
    1年半澱とともに熟成
    ポンプを使わず熟成
    マロラクティク発酵は自然に発生
    SO2 35mg/l


    しのはらポイント 17

     

     

     

    Martin&Anna Arndorfer Rie die Leidenschaft 2015
    参考上代5,700円

    発酵は16か月かかった。
    (普通培養酵母だと2週間くらいで終わる)
    アルコール醗酵のあとにMLFを起きる
    乳酸菌が糖分がある環境だと、
    サワークラウトやヨーグルトなどのオフ・フレーバーが生じる

    自分が畑仕事をしていたから、危険な賭けをする事ができた(ブドウを信じる事ができた)
    16か月間イオウの添加はなし。

    1.自然を超える事はできない
    2.土壌は非常に賢く、自分たちが何をするべきが分かっている
    3.カバークロップが大事で、微生物相を整える 土壌を肥やす

    酸化したシャブリのような香り
    花梨・黄桃・黄色い花
    第一印象は甘い、ちょっと重い もう少し辛口であれば。。。
    MLFは自然に発生


    しのはらポイント 16

     

     

     

    Jurtschitisch GV Freier Loiser 2014
    参考上代7,600円

    ロイザーベルグ
    2014年は非常に冷涼なヴィンテージ
    通常はバトナージュをしたりしてワインをクリーミーにしたりする
    僕たちはバトナージュをしない
    力強い

    10mg so2添加

    酸が豊か ダイナミズムがある
    美味しい

     

    しのはらポイント 18.5 金賞

     

     

     

    最後はお決まりのポーズ(耳でテイスティング)をアルヴィン氏と。

     

    ワインはコチラで購入できます。

     

     

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