search this site.

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

人気ブログランキング


人気ブログランキングへ
ポチっとクリックお願いします。

ワンモアグラスのワイン販売

オンラインショップ

Wine Shop OMG!
オーストリアワイン大使厳選ワイン
銘醸ブルゴーニュワイン等々
オンラインショップはコチラ

ワイン頒布会


2か月に1回、各回5本の頒布会です。
コチラをご覧ください。

(株)ワンモアグラスのHPいろいろ

(株)ワンモアグラス

(株)ワンモアグラス Facebookページ
ぜひ、「いいね!」して下さい。

(株)ワンモアグラスのYouTubeチャンネル
新着ワインの体当たりレビュー など

レアものGet率UP!メルマガ

ネットショップに先行して、入手困難な銘柄をご紹介したり、 ネットショップより5%程度安く購入する事が可能です。 週1回程度の配信で、煩わしくもありません。 ぜひご登録ください。
お名前
メールアドレス

Ad by Google

categories

selected entries

recommend

recommend

recommend

ブルゴーニュワイン大全
ブルゴーニュワイン大全 (JUGEMレビュー »)
ジャスパー モリス MW
英語版、ほとんど読み進めてなかったら、もう日本語訳が…

links

profile

others

archives

recent comment

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

【ヴァッハウだけど】スマラクトやフェダーシュピールの呼称を使わない生産者

0

    ソムリエ試験の正答&解説

    ソムリエのみの出題のパート

    余談として

     

    オーストリア・ヴァッハウの生産者だけど、

    スマラクトやフェダーシュピールの呼称を使わない生産者がいる

     

    というお話をしました。

     

    その理由、わかりましたでしょうか?

     

     

                

    答え:

    ヴァッハウの生産者だけど、ヴィネア・ヴァッハウに加盟していないから。

     

    ヴィネア・ヴァッハウのHPはこちら

    (わかりやすく、綺麗なHPなので、見てみてください)

     

    ヴァッハウの生産者は、大部分がヴィネア・ヴァッハウ

    に加盟していますが、

    ときどき、加盟していないアウトローな奴がいます。

     

    理由はいろいろですが、

     

    ・余計な出費をしたくない(もちろん、生産者組合に入るといろいろと面倒な出費もあるワケで)

     

    ・ヴィネア・ヴァッハウのコーデックス(格付け)に納得がいかない

     

    などが主な理由です。

     

    ・ヴィネア・ヴァッハウのコーデックス(格付け)に納得がいかない

    とは、要するに、スマラクトとか、フェダーシュピールとか、シュタインフェーダーという、

    あの分類自体が気に入らん。という事です。

     

    なぜ、気に入らないか。

     

    それは、あの格付けの基準が収穫時糖度によるから。

    あたかも、「ワインの優劣が収穫時の糖度によって決まる」

    ように映ってしまうのが嫌なんですね。

     

    実際、ヴァッハウのスマラクトクラスのワインには、

    軒並み、アルコール14%以上、ときに14.5%を超えるものも見られます。

     

    ロバート・パーカー好みのいわゆる「Bigなワイン」が流行った時代は、これらのワインが持てはやされ、

    それが、90年代、オーストリアワインの躍進に一役買ったのは、まぎれもない事実ですが、

    しかし、こうした高アルコールでパワフルなワインは、

     

    ・一杯飲む分にはいいけど、飲み続けるにはちょっとキツイ

     

    また、

     

    ・冷涼産地であるオーストリアらしくもない、

     

    そんな考え方をする生産者も、ここ10年くらいで出てきています。

     

    具体的には、

    Peter Veder Malbergピーター・ヴェイダー・マルベルグ

    Pichler Krutzlerピヒラー・クルツラー

    そして

    Rainer Wessライナー・ヴェス

    などです。

     

    彼らが目指すのは、偉大なワインとしての凝縮感を保ったまま、

    もっとAlcの低い、飲み続けられるワイン、

    「低アルコール、高アロマ」のワイン

    これが、古典的なヴァッハウのワインであり、

    今のヴァッハウのワインは、彼らに取ってみれば過熟傾向、またテロワールよりも糖度を重視しているように映るのでしょう。

     

    ライナー・ヴェスは、もとドメーネ・ヴァッハウ(ヴァッハウ農家たちによる、農協みたいな巨大で歴史的なワイナリー)の醸造長でした。

    僕も2011年ドメーネ・ヴァッハウを訪問した際、巨大な地下セラーに眠る1960年代のヴァッハウワインをテイスティングしましたが、Alcは低いにも関わらず生き生きとした味わいを保っており驚きました。そして、より若い70年代のワインのほうが年を取っていました。彼らが目指しているのは、この60年代のヴァッハウワインのようなワインなのだと思います。)

     

    ヴァッハウの格付けのシステム自体が、糖度による分類なので、

    こうした傾向の元凶になっていると彼らは考えているのです。

     

    はっきり言って僕も同意見です。

     

    ヴァッハウは、オーストリアの中ではいち早く名声を確立した地域で、

    そういう意味で、この格付けシステムは80年代・90年代の発展期には機能したと思いますが、

    成熟期を迎えたいま、

    新たな価値観による格付け

    もっと、はっきり言ってしまうと、

    ブルゴーニュ的な畑のポテンシャルによる格付け

    に転換した方がいいのではないかと思っています。

     

    お隣のクレムスタール、カンプタール、トライゼンタール、ヴァーグラムの生産者たちは、

    後発組ですが、共同で、畑の格付けを行い、

    こちらは、現在のワインの価値基準にマッチしうまく機能しています。

    (ちなみにこの格付けに関しては教本に全く記述がありませんが、

    ドイツVDPの格付けと全く同じ発想です)

     

    ヴァッハウでも、いま、この

     

    「脱ヴィネア・ヴァッハウ」

     

    のムーヴメントが少しずつ大きくなっているような気がします。

     

    将来的には、ヴァッハウの格付け、は形式が変わっていくかもしれません。

    ソムリエ試験で「オーストリアはとりあえずヴァッハウの格付けだけ覚えておけば1点取れる」

    という時代も、もうすぐなくなるかも知れませんね。

     

    という訳で、

    新世代のヴァッハウの生産者ライナー・ヴェスのワインをぜひドーゾ(しつこい)

     

    Rainer Wessライナー・ヴェス

    ↑ライナー・ヴェスさん

    2016年6月ウィーンにて

     

     

     

     

    このエントリーをはてなブックマークに追加



    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック