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【2016オーストリア訪問記3】SALONテイスティングからの考察

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    SALONテイスティング、43フライトで、

    時に耳でテイスティングしたりしつつ、、、


    わんこそばのように、ワインをサクサクと飲みながら、いろんな事を考えました。

    その中から、一つのテーマをピックアップしてみます。

    ずばり、

    ☆グリューナー・フェルトリナーは熟成向上するか?

     
                
    <2009年から1989年の20年ぶんのグリューナー・フェルトリナーのテイスティングを通して>

    ・2009年から2006年くらいまでのテイスティングを通しては、
    熟成による味わいの変化より、個々のヴィンテージの特徴を強く感じた。
    熟成という面では、向上もしないし、落ちてもいない感じ

    ちなみに各ヴィンテージの個性は

    2009年:フルーティでボリューミー、わかりやすい果実味主体の魅力がある年
    2008年:難しい年と言われたが、今飲むと酸がフレッシュで、大きくはないがエレガントな味わい
    2007年:当初よりバランス感に優れた年だったが、その印象は変わらず。
    2006年:ふくよかでリッチなヴィンテージ。やや茫洋とした味になりかけているが、レス土壌の銘醸畑のものなどは、もともとのフルーティなキャラと合わさって、まったりした味わいとなており、それはそれで魅力的。


    上記ヴィンテージに関しては、ワインごとのバラつきもさほどなく、だいたい想像通りの味。
    もともと、グリューナー・フェルトリナーは、収量やテロワールの差から、
    極めて軽くペパリーな辛口から、どっしりとして、ニガくて、しょっぱい重厚なワインまで、幅広い味わいのワインを造るが、
    これに、ヴィンテージの個性を掛け合わせると、造り手の多少のスタイルの差を超えて、だいたい味わいが決まってくるな、と感じた。
    つまり

    土壌×ヴィンテージ

    で、ほとんど味わいのアウトラインが決まる。



    一般のワイン愛好家だと、

    「オーストリアを代表する白ワイン=グリューナー・フェルトリナー、たしか、辛口の白」

    くらいの認識が普通(それすら稀かも)なので、
    そのグリューナー・フェルトリナーにこれだけ多彩なスタイルがあるのは、
    魅力であると同時に、
    「この前飲んだグリューナーは美味しかったのに、なんか違うな〜」
    と思われてしまう原因になる。

    だから、ここは我々オーストリアワイン大使や、
    現場のソムリエがきちんと、TPOに合わせたセレクトをしなければならない。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    簡単にまとめてしまうと
    グリューナーは土壌によって、次の5タイプに分けられる。

    .團絅△文鏡鹸:ヴァッハウの銘醸畑など・「しょっぱ・ニガ・旨い」オイリーで重厚感のあるタイプ
    原生岩の基盤の上にレス:クレムスタールなどによく見られる「トロピカルフルーツ的ニュアンスと骨格のある、大きくて雄弁な味わい」
    レス100%:ヴァーグラムなど・「フルーティでソフトで、チャーミング」
    ず粛:カンプタール南部など「サラリとして、全方位的にバランスがよい」が、「スケールは大きくない」
    ヅ攵蹐鬚△泙蟆,圭个気覆ぅ織ぅ:多収量で、価格の安いもの「白コショウ的ペパリーさ」「SB的グリーンノート」

    これと、先ほどの

    ヴィンテージの個性

    を、掛け合わせると、
    だいたいのワインの味わいが予想できる。

    「パワフルでラウドな、存在感のあるグリューナー」が飲みたければ
    2009年(は、手に入りにくいとすると、同じキャラの2011年)のレス&原生岩タイプのグリューナー
    例えばカンプタールの一級畑ラムのもの

    「タイトでソリッドで、シリアスなグリューナー」が飲みたければ
    2008年(は、今やほとんど手に入らないので、同じキャラの2014年)
    例えばヴァッハウの有名畑アハライテンなど

    「ホームパーティでワイワイ楽しく、コップで気軽に」飲むのなら
    イ離織ぅ廚能縞で、そもそも若いほうが美味しく、フルーティなキャラの2015年がいいだろう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・2005年から1996年くらいまでのテイスティングを通じて

    10年以上の熟成が進むと、各ワインの味わいのバラツキが激しくなってきた。
    なかには、品評会当時は美味しかったのだろうが、既にピークを過ぎて、クタっとした味になってしまっているワインもあった。

    もちろん、この時代にも、各ヴィンテージごとの個性というのはあるのだが、
    そもそもワイン自体が残り少なくなっていて、
    しかも各ワインごとのバラつきが大きいとなると、
    ヴィンテージとして、一般論を論じるのはあまり意味がなく、個々のワインごとに検討するしかなくなる。

    全体的に、いいものはまだまだ健在で、今が最高に美味い!というものもあった。
    具体的には、

    Bernhard OttのDer Ott 1998年
    Franz ProidlのSenftenberger Ehrenfels1998年

    プロイドルは日本に輸入されていない生産者だが、このワインは本当に素晴らしかった。

    すべての銘柄が10年以上熟成向上するとは言えないが、中には10年以上向上しつづける銘柄もまれに存在する、という事だろう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・1995年から1989年のテイスティングを通じて


    この時代のグリューナーをまとめて飲む機会は初めてなので、楽しみにしていたが、、、

    全体的に、味わいが小さい。

    ここから、

    グリューナーは20年も持たない。

    と考える事も出来なくはないが、多分それはちょっと違う。

    そうではなくて、

    この時代は、まだまだオーストリアワインのクオリティが低かった。

    と、考えるのが、妥当だと思う。

    1970年代後半から、1980年代前半まで、オーストリアのワインのクオリティはひどいものだった(らしい)
    1985年のジエチレングリコール事件後、
    オーストリアは世界で一番厳しいワイン法を制定し、
    量から質、への転換を図った訳だが、

    この時代だと、まだまだ(知らんけど。)過渡期で、多収量のクローンを使っていたり、
    全体的にレベルが低かったんだと思う。

    ただ、これは推測に過ぎないので、
    あと10年もすれば、新たに色々な事が見えてくると思う。

    個人的には、近年の傑出したヴィンテージ2013年のグリューナーの最上のものは、30年位は持つのではないかと思っている。
    (ま、若くても美味しいので、そこまで置いておく人はほとんどいないと思うけど。)

    何はともあれ、グリューナー・フェルトリナーはやっぱり面白い。
    最近、個人的には、ちょっとこの品種に飽きていたのだが、その魅力を再発見できた。

    基本的に陽気で、
    でも多面的で、奥が深く、シリアスさを垣間見せる。
    そして時に思いっきりガッカリさせてくれる(笑)けど、
    見つけた!という感動も与えてくれる品種だな、と。。。。

    あらゆる意味で、オーストリアを象徴するような品種だな、と感じた次第であーる。

    おしまい。




     
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